もう「好きにしていいよ」に振り回されない。
夫の「高い」に、もう絶望しない。
家づくりで夫婦の溝を、今すぐ埋めよう。
分かります。本当に、その気持ち、痛いほど分かります。
毎晩遅くまでスマホとにらめっこして、インスタで素敵な事例を探して、間取りを妄想しては修正して…。「これだ!」って決まったプランを、いざ夫にプレゼンすると、帰ってくるのは決まってこの言葉ですよね。
「ふーん、いいんじゃない? 好きにしていいよ」
そう言ってくれた時は、まるで自分のこだわりを認めてくれたみたいで、ちょっと嬉しかったりもする。
でも、いざ見積もりが出てきて、夫の顔色が変わる瞬間を見たときの絶望感ときたら…
「え、高くない? これで本当に必要なの?」
…ですよねぇ。言われますよね。なんででしょうね、あの台詞。
必死になって探して、考えて、妻として家族のために頑張ってきたのに、最後に全部ひっくり返されるようなあの感覚。
私もこれまで20年以上、営業マンとしてたくさんのお客様と向き合ってきましたから、この「家づくりあるある」は、もう耳にタコができるくらい聞いてきました。
中には、「もう夫に殺意さえ覚えます」って、真剣な顔でおっしゃる奥様もいたんですよ。冗談じゃなくて、本当に。
でも大丈夫。安心してください。
今日は、そんなタカシさんの奥さんのようなあなたに、ベテラン営業マンの私が「なぜ夫は『好きにしていいよ』と言って、後から『高い』と文句を言うのか」という謎を解き明かし、さらに「どうすれば夫を最高の家づくりパートナーに変えられるか」その秘密をお話ししていきます。
これは、単なる家づくりの話ではありません。夫婦の関係を、もっと深く、強くするための、とっておきのヒントなんです。
「好きにしていいよ」はなぜ夫婦関係を壊すのか? 営業マンが語る夫の本音
結論からいきましょう。
夫が「好きにしていいよ」と言うのは、あなたのことを信頼していないからでも、愛していないからでもありません。いや、本当に。むしろ、少し違う角度の「信頼」があるケースも多いんです。
ただ、残念ながら、その「信頼」が、結果的に夫婦関係に大きな溝を作ってしまうんですよね。
夫の「好きにしていいよ」の裏に隠れた本当の理由
営業マンとして、たくさんのご夫婦を見てきた経験から、夫が「好きにしていいよ」と言う時の本音は、大きく分けてこの3つが多いと感じています。
- 理由1:妻に任せれば大丈夫、という「過度な信頼」
「妻のセンスが良いから」「細かいことは任せた方が安心」という、良い意味での信頼です。ただ、これは同時に「自分で考える手間を省きたい」という側面も持ち合わせています。 - 理由2:口出しして揉めるのが嫌、という「衝突回避」
意見がぶつかるのを避けたい、面倒な議論はしたくない、という平和主義(または単なる面倒くさがり)のタイプですね。自分の意見がないわけではなく、あえて言わないことで波風を立てたくない、と考えている場合があります。 - 理由3:正直、家づくりに「興味がない」または「イメージが湧かない」
これ、一番困りますよね。特に男性は、具体的な図面やVRなどを見ないと、頭の中でイメージするのが苦手な人が多いんです。「インスタ映え」するデザインよりも、機能性や耐久性、メンテナンスコストといった現実的な部分にしかピンとこない、なんてこともザラです。
え? 「うちの夫は絶対に理由3だ!」って声が聞こえてきそうですね(笑)。
でも、どれも根底には「妻が頑張ってくれるから、自分は楽でいられる」という、ある種の「傍観者効果」が働いているんです。
あなたという強い味方がいるから、自分はあまり関わらなくてもなんとかなるだろう、と無意識に考えてしまうんですね。
「高い」という夫の言葉は、実はSOSかもしれない
そして、満を持して出てくる「高い」の一言。
これは本当に、聞いているこっちまで「おいおい!」って言いたくなる瞬間です。
でも、この「高い」という言葉にも、いくつかの側面があるんです。
- 側面1:予算感を全く共有できていなかった
計画段階で「これくらいまでなら出せる」という現実的なラインを夫婦で話し合えていないと、どんな金額でも「高い」と感じてしまいます。夫は、自分が払うお金だからこそ、その重さを改めて感じてしまうんですよね。 - 側面2:妻のプレゼン内容が金額にどう影響するか理解していなかった
「あの素敵なアイランドキッチンは、プラス50万円だったんだ…」「開放的な吹き抜けは、断熱材をグレードアップしないと冬が寒くなるから、その費用も上乗せされてるんだ…」といった、詳細なコストアップの理由まで、夫はなかなか把握できていません。 - 側面3:自分の理想と金額が合わない(または、ただ単に「高い」と言いたいだけ)
「この金額なら、もっとこういう家が建てられるはずだ」という、夫なりの隠れた理想があったり、あるいは「こんな大金を払うのは怖い」という漠然とした不安から、とりあえず「高い」と言っているだけのパターンもあります。
この「高い」という言葉は、突き詰めれば「このお金を出す価値が、自分にはまだ見出せない」という夫からのSOSなんですよ。そして、そのSOSは、残念ながら「あなた一人で頑張りすぎている」という夫婦関係の歪みを、そのまま映し出しているんです。
殺意を覚えるほど辛い…それ、実は夫婦のSOSなんです
「好きにしていいよ」からの「高い」…これだけ一方的に全ての負担を押し付けられ、努力が全く報われないと感じたら、「殺意」まで覚える気持ち、痛いほど理解できます。
でも、その「殺意」って、実は「まだ関係をどうにかしたい」「もっと分かり合いたい」という、あなたからの究極の愛情の裏返しでもあるんです。
もう諦めて無関心になったら、そんな感情すら湧きませんからね。
家づくりは、人生で一番大きな買い物であり、夫婦にとって最大の共同作業です。
この一大プロジェクトが、夫婦の絆を深める「最高の機会」になることもあれば、逆に潜在的な問題を顕在化させ、関係を破壊する「最大の危機」になることもあります。
残念ながら、今、あなたとご主人の間には、「期待のズレ」と「責任の不均衡」という大きな溝ができてしまっている状況です。
でも、大丈夫。この溝を埋める方法は、ちゃんとあります。
私がこれからお伝えするステップを試してみてください。きっと、ご主人が「最高の家づくりパートナー」に変わっていくはずです。
転ばぬ先の杖!夫を「理想のパートナー」に変える3つのステップ
ここからは具体的な解決策です。
感情的にならず、でも真剣に、ご主人と向き合うためのステップを3つ紹介します。まるで私が担当営業として、あなたの夫婦会議をサポートするかのように、優しく、しかし力強く語りかけますね。
ステップ1:感情を伝える「Iメッセージ」会議を設定する
まず、一番大事なこと。あなたの辛い気持ち、「Iメッセージ」でご主人に伝えてみてください。
「あなたはいつも…」と相手を責める「Youメッセージ」ではなく、「私はこう感じている」と自分の気持ちを主語にして話すことです。
【NGな例】
- 「どうしていつも、私が決めたことに文句ばっかり言うの?」
- 「あなたは全然家づくりに協力してくれない!」
これだと、夫は「責められている」と感じて、すぐに心を閉ざしてしまいます。
【OKな例】
- 「一人で情報を集めてプランを考えるのが、正直、すごく辛くて疲れているの」
- 「『好きにしていいよ』って言われると、後から『高い』って却下されるのが怖くて、安心して進められない気持ちになる」
- 「あなたが家づくりにもっと関わってくれると、私はすごく心強いし、嬉しいな」
どうですか? 夫側からしても、「責められている」というより「妻が困っているんだな」と受け止めやすいですよね。
この会議は、お互いに落ち着いて話せる時間と場所を選んでください。カフェでも、休日の食卓でも構いません。事前に「家づくりのことで、少し真剣に話したいことがあるんだけど、時間をもらえないかな?」と伝えておくのも良いでしょう。
そして、話し合いのゴールは、「具体的な役割分担を決めること」です。
- 「私は間取りやデザインを中心に考えるから、あなたは設備(キッチンやお風呂など)や耐震性、断熱性について調べてみてくれる?」
- 「毎週〇曜日の夜30分だけ、家づくりミーティングの時間を取れないかな?」
どんな小さなことでもいいので、具体的な役割を決め、まずは夫に「参加」してもらうきっかけを作りましょう。
ステップ2:共通の「夢の地図」作りで予算感をすり合わせる
夫が「高い」と言うのは、あなたの描いた夢の地図と、夫の予算という現実が乖離しているから、という話をしましたよね。
これを解消するために、今度は夫婦で「共通の夢の地図」を作る時間を作りましょう。
- 一緒に雑誌やウェブサイトを見る
「これが好き」「これはちょっと違うな」というのを、夫婦で指差し確認しながら、意見を出し合います。特に男性は、実物や写真で見せるとイメージが湧きやすいので、効果的です。 - 希望の優先順位を共有する
「これは絶対に譲れないポイント(リビングの広さ、キッチン設備など)」「これは妥協してもいいポイント(来客用スペース、庭の広さなど)」を、付箋などに書いて、お互いの優先順位を可視化します。 - 予算という現実を具体的に示す
住宅ローンで借りられる金額の上限、毎月の返済額、そして自己資金。これらを具体的な数字として夫婦で共有し、優先順位と照らし合わせながら、「どこまでなら妥協できるか」「どこに一番お金をかけたいか」を話し合います。
この「共通の夢の地図」作りは、まさに家づくりの「根っこ」の部分です。
ここがしっかり共有できていれば、後々、ハウスメーカーとの打ち合わせで「これは予算オーバーですね」と言われても、「じゃあ、あの優先順位の低い部分を削ろうか」と、夫婦で協力して判断できるようになるはずです。
この段階で、ご主人が「でも、どこから情報を集めればいいの?」と困り始めたら、私が担当営業なら、「タウンライフ家づくり」をおすすめします。
複数のハウスメーカーから、具体的なプランや見積もりをまとめて取り寄せられるので、効率よく、比較検討する上で必要な情報が手に入ります。ご主人が「これなら自分でもできそう」と感じて、一歩踏み出すきっかけになるかもしれませんよ。
ステップ3:プロの意見を借りる「家づくりミーティング」活用術
夫婦二人だけだと、どうしても感情的になったり、意見が平行線を辿ったりすることもありますよね。
そんな時は、遠慮なく「プロの意見」を借りましょう。
- ハウスメーカーの担当者との面談を「夫婦会議」の場にする
担当者との打ち合わせを、夫婦で一緒に参加する「家づくりミーティング」と位置づけてください。プロの第三者がいることで、感情的にならず、客観的な意見を聞きながら、冷静に話し合えるようになります。 - ファイナンシャルプランナー(FP)の活用
特に「予算」の面で意見が合わない場合、FPに相談してみるのも手です。夫婦の収入や支出、ライフプラン全体を見て、客観的に「これくらいの予算なら安心」「この部分は削った方が良い」といった具体的なアドバイスをもらえます。第三者の言葉は、ご主人にも響きやすいはずです。 - 定期的な「進捗確認」を習慣にする
「家づくりはマラソン」です。途中で疲れてしまわないように、定期的に夫婦で進捗を確認し、「ここまでよく頑張ったね」「ここはもう少し考えようか」と、お互いをねぎらい、励まし合う時間を作るのが大切です。
これらのステップを通じて、ご主人は単なる「文句を言う人」ではなく、家づくりの「共同創造者」として、あなたの隣に立ってくれるはずです。
なぜなら、家づくりは夫婦の未来を築くことだから。
家が完成した時に、夫婦で「この家を一緒に建てたんだ」と心から思えるかどうか、それが何よりも大切なんです。
まとめ:家づくりは夫婦の絆を深める最高の舞台
どうでしたか? 少しは気持ちが楽になりましたか?
今日、このブログで一番覚えておいてほしいのは、たったこれだけです。
夫の「好きにしていいよ」は、夫婦のコミュニケーション不足と、家づくりへの関心不足のサイン。
「高い」という言葉は、予算感の共有不足と、価値をまだ見出せていない夫からのSOS。
これらを知った上で、ぜひ、今日からご紹介した3つのステップを試してみてください。
- 感情を伝える「Iメッセージ」会議で、あなたの気持ちと具体的な困り事を伝える。
- 共通の「夢の地図」作りで、夫婦の理想と現実(予算)をすり合わせる。
- プロの意見を借りる「家づくりミーティング」で、客観的な視点を取り入れる。
家づくりは、時に夫婦の関係を揺るがす試練の時でもあります。
しかし、この試練を乗り越えることで、夫婦の絆は以前よりもずっと強く、深いものになるはずです。
そして、完成した家は、単なる「箱」ではなく、夫婦の努力と愛情が詰まった、かけがえのない「心の安らぎの場所」となるでしょう。
家づくりの過程で、もし夫がまだ具体的な行動を起こせずにいるなら、効率よく情報収集ができるツールを提案してみるのも一つの手です。
例えば、複数のハウスメーカーから同時に資料やプランを請求できるサービスなら、夫も「とりあえず見てみようか」と、最初の一歩を踏み出しやすくなります。
それが、今日からあなたの家づくりを、夫婦の共同プロジェクトに変えるための「最初の切り札」になるかもしれません。
(無料であなたの希望に合った家づくりプラン・見積もりが手に入ります)

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